Kirche

風景の見える音楽をテーマにアコースティック楽器とデジタルサウンドを融合させた井上俊彦の楽曲と
透明感のある声と叙情的な歌詞が特徴のみとせのりこ、2人組みのバンドです。

現在2枚のアルバムと、2枚のシングルが発売されています。


☆特にオススメCDの紹介☆

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■Kirche公式ホームページ ■みとせのりこ公式ホームページ

■Schwarz Nacht
発売日:2005年2月6日
品番:OSKR-0004
価格:¥1260(税込)
・・・Amazonもしくは、
発売レーベルより購入出来ます。
(2009年5月15日現在)
2ndシングルです。現在最新のCDになります。
印象的なバイオリンのソロから始まる表題曲の『Schwarz Nacht』は、
ドイツ語で直訳は『黒夜』。

くりかえす その声が 
眠りのはざまに いまもわたしの名を呼ぶ
遠く ひきさかれた
思いのかけらは 何処へゆくの

 〜Schwarz Nachtより抜粋〜

みとせさんの詩世界と歌声の魅力を非常に生かした、
キルシェにしか生み出せない音楽だと思います。名曲!!
井上さんが「ずっと出したかった音色を初めて出せた」と語るギターにも注目です。

2曲目は、マリンバとバイオリンが勇ましく響き始まる
2分もの伴奏を経てボーカルが入り歌もそこそこに再び演奏のみで展開され、
その半分以上が歌なしと言うなかなか個性的な『Departure』。
演奏が非常に聴き応えあり、かなりかっこいいです!
ライブで人気の曲で、そのライブ感を大切にしたそうです。

ラストはボーカルとギターのみのシンプルで
1分半未満で終わる短さで静かに幕を閉じます。

全体的に生楽器の演奏がメインであり、
大好きな壷井彰久さんのバイオリンが堪能できる曲でかなり満足な一枚です!
キルシェはCDのリリースペースが非常に遅いです。
このシングルも3年待ち、このCD自体も2005年2月なので、
またもやかなり待たされているのですが、
出来上がってくる曲のクオリティが高すぎて許せてしまいます(笑)

■唄は語り継がれる
発売日:2002年8月10日
品番:OSKR-0003
価格:¥1200(税込)
・・・Amazonもしくは、
発売レーベルより購入出来ます。
(2009年5月15日現在)
キルシェの特異な3つのタイプである、
壮大な曲、静謐な曲、やさしいシンプルな曲を収録したと珠玉のシングル。

私が特に好きなのは壮大な一曲目『ニンフェア〜天空に咲く花〜』。
打ち込みの音から始まり、ゆったりと流れる曲。
サビに向かって盛り上がりを見せます。
最後は始まりと同じ印象的な伴奏の繰り返しでフェードアウトしていきます。

2曲目は『凍る階音』とあるタイトルの通り、静かで打ち込みぼ音も冷たいです(笑)

ラストは表題曲『唄は語り継がれる』。
シンプルな演奏のため、
透き通るみとせさんのハイトーンボイスを堪能出来る一曲。
非常に詩的で綺麗な一曲だと思います。

キルシェの様々なタイプな魅力を引き出している一枚なので、おすすめです!

■夜音標本
(みとせのりこソロアルバム)
発売日:2005年3月6日
品番:品番:RWCD-0004
価格:¥3150(税込)
・・・Amazonもしくは、
発売レーベルより購入出来ます。
(2009年5月15日現在)
ボーカルみとせさんのソロアルバムです。
ご本人が好きな作曲家さんたちに作曲を依頼して作り上げた、
キルシェとは全くことなるみとせさんの魅力を引き出す、
珠玉の10曲が収録されたアルバムです。

もちろん全曲おすすめですが・・・かいつまんで何曲か。

一曲目は吉野裕司さん作曲の『綺羅の天蓋』。
みとせさんの多重コーラスワークのみで語られる今曲が、
このアルバムの語る物語の幕開けに誘います。

つづいて弘田佳孝作曲の『天の鈴』は、
ブルガリアンヴォイス的な多重コーラスで始まる唱歌的曲です。

キルシェのサポートミュージシャンでもある、
バイオリンの壷井彰久さん作曲の『スイレン』。
ボーカルとバイオリンのツインボーカルを目指して作られた今曲。
そのコンセプト通りバイオリンで歌ってしまう壷井さんの名演奏は必聴!!

9曲目に用意された曲『NAMARIE』は、
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作『指輪物語』を元にした、みとせさん自身の作曲曲。
アイリッシュハープとアコーディオンのシンプルで美しい演奏に聞き入ってしまう一曲。
ちなみにタイトルはエルフ語で『さよなら』と言う意味だそうです。
曲自体もエルフ語でかかれています。

ラストはキルシェの音楽のルーツのひとつ、ザバダックの吉良知彦さん作曲の『小さな光』。
吉良さんによる演奏とプログラミングのみで、
シンプルかつ美しく仕上げられた今曲でアルバムは幕を閉じます。

アルバムには他にもロック的なアプローチやクラシカルな曲、
みとせさんの音楽のルーツのひとつ唱歌のカヴァーなど、
どの曲も聞き逃せないものばかりです。おすすめです!!
あと、アルバムのタイトル通り夜に聞くのがおすすめです(笑)

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